第3回熊谷駅ピアノコンテスト審査報告
8月8日審査実施
去る令和7年8月8日、熊谷市石原のフジクラ楽器において、第3回熊谷駅ピアノコンテストの審査が行われました。審査員は、ピアニスト森田義史氏を始め熊谷駅ピアノ実行委員会通常会員13名での審査となりました。18時から始まり、深夜0時を回るまで真剣に審査し最終予選進出者を決定いたしました。お陰で今朝は血圧が高かったです。審査対象は、54組となります。

審査方法
審査方法は、審査対象者の演奏をそれぞれ次の項目で評価いたします。評価基準は審査員によりまちまちになります。
- 音楽の表現力(20点満点)
- 演奏技術の完成度(20点満点)
- 音楽に向き合う姿勢、情熱(20点満点)
- 独創性、オリジナリティ(20点満点)
- 演奏パフォーマンス及び動画の完成度(10点満点)
- 「いいね!」の数(10点満点)
最後の「いいね!」の数の評価方法は、次の通りです。
YouTubeチャンネルの「いいね!」の数を偏差値に換算し、75以上は10点、74〜70は9点、69〜65は8点、64〜60は7点、59〜55は6点、54〜50は5点、49〜45は4点、44〜40は3点、39〜35は2点、34以下を1点とし、加算いたします。偏差値を利用することにより、万が一「いいね!」に組織票が入った場合でも、その影響が最小限に抑えられると判断したためです。
以上の6項目を審査員毎の審査シートに記入し、得点の高い上位10組をその審査員が選んだ「最終審査で見たい人」とします。審査員の支持を集めた人から順に上位10組を最終審査進出者といたします。
この審査方法ですと、万が一不正があった場合でもその影響を最小限にし、審査員総意が反映しやすいからです。仮に審査員が「ある人に100点、それ以外の方には0点」を付けたとしても総得点式ではないので、結果に表れる部分は最小限で抑えられます。ショパンコンクールでも採用されている審査方法です。
審査結果
上記の審査方法で厳正な審査を行った結果、審査員全員の支持「100%の支持」を受けた方は1組でした。10組を選ぼうとしたのですが、同点の方が複数出て14組を最終審査に進出と決まりました。今回鍵を握ったのは「いいね!」の数でした。ご応募がギリギリになった方が多く、「いいね!」の数が低調で、トップの方と最大7点の差がついていました。
また、演奏者の顔が判らない、熊谷駅ピアノなのかが判らないというレギュレーションに違反した動画もありました。折角ご応募いただいてもレギュレーションから逸脱しているものは、当然選ばれておりません。
それでは、最終予選通過者を発表いたします。お名前の前の番号はYouTubeチャンネルでの数字で、成績とは何の関係もございません。また、敬称は省かせていただきます。
- 005 SAYO&GUSSAN
- 011 MOKA&UTA
- 014 Yasu&Mutsumi
- 017 ミルクおやじ
- 018 ぽっぷりーず
- 021 リンチェルト
- 030 KJ
- 034 吉敷凛之介
- 035 柳幸俊成
- 036 ブラインドこうたろう
- 042 伊藤大喜
- 046 耳コピ少年2025
- 051 らっこ
- 054 りつでぃ7才
選ばれた皆様おめでとうございます。残念ながら落選された方、次はあなたが選ばれるかも知れません。
今後も是非、熊谷駅ピアノを楽しんでいただけたら幸いです。
尚、審査及び採点に関しますことは、いかなる問い合わせにもお答えすることはできません。